美文字の練習に、家庭学習に、脳トレに、新聞を使ってみませんか。北日本新聞は、新聞が身近にある暮らし方を提案します。第1弾は、「天地人書き写しノート」と「ブン太の新聞学習ノート」を紹介します。試してみませんか、書き写し。始めませんか、知的習慣。
文字を正しく整えて書くため、広く学校教育に取り入れられている書き写し。味わい深い文章を書き写すことは、文字をきれいに書く練習になるばかりでなく、漢字や言葉を覚え、表現力を高める効果が期待できます。
北日本新聞の1面に毎日掲載されている「天地人」は、巧みな文章表現で、時々刻々と変化する社会の「今」を切り取る人気コラム。子どもからお年寄りまで、書き写しを日課にする人が静かに広がっているほか、国語学習の一環として授業で取り組む学校や、集中力を高めるトレーニングを兼ねて部活動に取り入れる動きも出ています。
毎日、全部を書き写すのは大変と思われるなら、週に一度、できるところまで。気負わず、まずは試してみてください。専用ノートだから、三日坊主にならずに続けることができます。
巻末には付録「紛らわしい用語・用字」「意味を間違えやすい用語」「富山県の難読地名」もあります。
天地人書き写しノートとは
小中学生を対象にした全国学力テストで、新聞をよく読む子は国語の問題の正答率が高いことが示されています。記事を読むことは、社会のさまざまな問題を知り、考える力を養います。知らず知らずのうちに言葉を覚え、情報を読み解く力が身につくほか、歴史や地理の生きた学習にもなります。読むだけにとどまらず、記事の感想を書いたり、見出しをつけたりすれば、効果はさらに高まるでしょう。
価値観が多様化し、答えのない困難な課題に直面する時代に最も必要とされているのは、深く考える力であり、自分の考えを的確に伝える力といえます。
新聞は家庭学習に最適の教科書。親子で一緒に新聞を読み、記事をもとに考え、書く習慣づくりを進めれば、総合的な学力アップが期待できます。
巻末には、難しいカタカナ語の意味や、富山県の気候、地形、産業などを紹介する「とやまをもっと知ろう」を掲載しました。
ブン太の新聞学習ノートとは
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書き写しをするときのポイントとして、まずは姿勢を正しくすること。背筋を真っすぐにし、机から拳一つ分空けて座ります。次に鉛筆は正しく持つ。持ち方が違うと書きづらく、字の形も整いません。鉛筆やボールペンであっても、筆で書くときと同じように「とめ」「はね」「はらい」を意識しましょう。
文字のバランスを考え、全体的に漢字は大きめ、ひらがなは小さめに。「が」「を」「の」といった助詞を小さく書くと読みやすい文章になります。画数の少ない漢字も小さめに書くと格好良くなります。
気持ちを落ち着け、ゆっくりと丁寧に書くことも大切。「字を書くのが下手」と自分で思っている人は、さっと書いてしまいがちですが、余計に形が崩れます。ゆっくり書くと、思っている以上にうまく書けるものです。
天地人1本を書き写すには相当の集中力が必要。これほどの長文を書くことは普段あまりないので、きれいに書けたら達成感もあります。子どもは1本全部に取り組むのは無理かもしれないので、ある部分だけでもいいです。続けていくことで集中力も付き、字もうまく書けるようになると思います。
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天地人ノート体験記募集について
利用者の声~天地人の書き写しを体験して~
北日本新聞本社、県内支社、販売店で取り扱っています。
※天地人書き写しノートは1冊200円、ブン太の新聞学習ノートは1冊160円(いずれも税込み)。