第11回わたしの新聞コンクール|入賞作品
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結果発表
かべ新聞
新聞感想文
家族de新聞スクラップ
NIE学校賞
講評
かべ新聞
たべキリン新聞
富山市 神明小学校4年
廣世 真麻(ひろせ まあさ)さん
富山ゼンマイ新聞
黒部市 中央小学校5年
長井 史花(ながい ふみか)さん
橋まつり今昔新聞
富山市 水橋中部小学校5年
若狹 菜奈(わかさ なな)さん
甘ーい!!ハチミツ新聞
南砺市 福野中学校1年
鶴居 遥花(つるい はるか)さん
かべ新聞
高岡古城公園新聞
高岡市 二塚小学校4年
石田 恵里奈(いしだ えりな)さん
防災新聞
氷見市 宮田小学校5年
釣 心華(つり ここは)さん
今年も大吉!辻占新聞
南砺市 福野小学校5年
鶴居 成美(つるい なるみ)さん
北陸新幹線新聞
高岡市 東五位小学校5年
花川 侑紀(はなかわ ゆき)さん
常願寺川新聞
富山市 堀川南小学校6年
辻井 悠翔(つじい ゆうと)さん
蝉の羽化
小矢部市 石動小学校6年
中川 紫響(なかがわ しおり)さん
ドキドキ心臓新聞
小矢部市 石動小学校6年
西 帆波(にし ほなみ)さん
富山市 桜谷小学校6年
長田 利桜来(ながた りさら)さん
長田 琉羽里(ながた るうり)さん
かべ新聞
◇小学校◇
▽入善町
飯田庸介(飯野小6年) 伊東あゆ(入善小6年) 金山茉記(ひばり野小6年)
▽黒部市
柳川優奈(三日市小4年) 髙野晃正(若栗小3)
▽魚津市
宮川愛奈(吉島小2年) 伊藤希(道下小6年)
▽滑川市
梅澤明皐人(田中小3年) 高田もあ(西部小6年) 髙橋菜央(西部小6年) 萩原麻衣(西部小6年) 道下円香(西部小6年)
▽上市町
山田柚穂(上市中央小4年)
▽富山市
榊原すみれ(豊田小5年) 渋谷結(豊田小5年) 中坪夕奈(豊田小5年) 伊藤千遥(萩浦小2年) 伊藤隆汰(萩浦小4年) 宮島優樹(八幡小4年) 大重百合花(新庄小3年) 邑田遥菜(広田小4年) 上田真優(水橋中部小6年) 髙柳悠介(水橋中部小6年) 清水達貴(堀川小2年) 石井裕太(堀川小5年) 吉越碧衣(堀川小5年) 東澤知佳(堀川南小6年) 西田はるな(堀川南小6年) 石井美菜子(山室中部小1年) 大島久瑠実(山室中部小3年) 山口唯(蜷川小2年) 島田紗希(大久保小2年) 坂井祐太(大久保小6年) 坂井亮太(大久保小6年) 濱ひより(神保小3年) 水尾明日香(桜谷小5年) 和田忠十(神明小4年) 藤井柚衣(神明小5年) 濱田颯来(寒江小4年) 畑佳那子(奥田小1年)
▽射水市
堀鈴菜(大門小4年) 藍口壮(下村小6年)
▽高岡市
岡田悠煌(横田小2年) 扇澤麻由(博労小6年) 廣田真優(木津小4年) 田島杜和(木津小5年) 山元琉聖(万葉小4年) 上野紘生(能町小4年) 荒木魁晟(下関小3年) 田中翔己(下関小3年) 荒巻七夏子(下関小5年) 岩松健太(下関小5年) 岩松康太(下関小5年) 原田真歩(下関小6年) 越田愛理(伏木小5年) 安居美月(伏木小5年) 小杉空弥(太田小5年) 大田晃(南条小4年) 塚七海(南条小4年) 松浦輝彰(南条小4年) 越砺和泉(南条小5年) 堺谷仁奎(中田小6年) 野崎壯太(中田小6年)
▽小矢部市
中川恋響(石動小2年) 室﨑佳菜美(石動小5年) 綾村美悠(石動小6年) 川上真依(石動小6年) 長谷川理子(石動小6年) 増川尊久(石動小6年) 増川真凜(石動小6年) 永田桜月(津沢小5年)
▽砺波市
荒田凌佑(砺波東部小1年) 安念陽生(砺波東部小4年) 大川凌生(砺波東部小4年) 角野瑠南(砺波東部小4年) 亀田知里(砺波東部小4年) 坂口雅翔(砺波東部小4年) 長谷川実咲(砺波東部小4年) 河合陽菜(砺波南部小5年)
▽南砺市
冨士野雪風(福野小6年) 松田飛鳥(福野小6年)

◇中学校◇
▽入善町
南保綺乃(入善中2年) 米澤璃穂(入善中2年)
▽上市町
上田瑚都(上市中2年)
かべ新聞
◇小学校◇
▽朝日町
蓬澤杏奈(さみさと小5年)、 青木胡頼(さみさと小6年)、 大平莉子(さみさと小6年)、 田中亜有人(さみさと小6年)、 谷口ひかり(さみさと小6年)
▽入善町
細田愛(飯野小6年)、 青木楓佳(入善小3年)、 杉原康太(入善小3年)、 野口莉子(入善小3年)
▽黒部市
松本莉歩(中央小3年)、 橋本佳怜(中央小4年)、 細川優実(中央小4年)、 宮寺一穂(中央小4年)、 森内理桜(中央小4年)、 濱田琉惺(三日市小1年)、 濱田彪雅(三日市小4年)
▽滑川市
岡﨑彩音(西部小6年)
▽上市町
島田佳弥(相ノ木小6年)、 林翔永(相ノ木小6年)、 酒井春帆(南加積小6年)
▽立山町
舟崎里咲(立山北部小5年)、 清水晶子(立山中央小5年)、 河﨑与(釜ケ渕小2年)、 堀恵侍郎(釜ケ渕小2年)、 横山将太郎(釜ケ渕小2年)、 荻生陸也(立山小3年)
▽富山市
豊島寿太郎(針原小3年)、 村山美結(八幡小4年)、 姶良日菜子(広田小4年)、 大平風蓮(広田小4年)、 坂木詩都(広田小4年)、 尾島那希(水橋中部小6年)、 蔵川奈々(水橋中部小6年)、 護摩堂智咲(水橋中部小6年)、 土井由実(水橋中部小6年)、 遠山創史(新庄北小4年)、 神代和貴(堀川小5年)、 毛利千紗(堀川小5年)、 森井円佳(堀川小5年)、 西なつ美(堀川小6年)、 水落唯(山室小2年)、 水落碧(山室小4年)、 中山心愛(蜷川小2年)、 北谷早蓉(蜷川小4年)、 並木愛菜(月岡小1年)、 近藤言香(大沢野小5年)、 狩野綾香(大久保小4年)、 島田嘉乃(大久保小6年)、 奥田紗也(速星小5年)、 水尾直暉(桜谷小2年)、 飯田蒼士(神明小4年)、 大西柊冴(神明小4年)、 谷川奈穂(神明小4年)、 小山樹(呉羽小2年)、 北野慧都(長岡小4年)、 鈴木詩乃(長岡小4年)、 恒田拓海(長岡小4年)
▽射水市
岩木颯希(堀岡小5年)、 亀谷夏実(大島小6年)
▽高岡市
広岡萌那(東五位小5年)、 北山陽彩(西条小3年)、 笹谷祐生(西条小3年)、 向柴一輝(木津小5年)、 山本聖也(成美小6年)、 伊㔟和(能町小4年)、 大木美果(能町小4年)、 西田茉由(能町小4年)、 山本心愛(能町小4年)、 今井涼日(平米小6年)、 宮井優花(下関小3年)、 平野僚(下関小5年)、 浅倉和史(伏木小4年)、 岩坂友希(伏木小4年)、 麻生大河(伏木小5年)、 内井伸太郎(伏木小5年)、 高藤凱(太田小4年)、 大庭夢奈(南条小4年)、 関澤悠花(南条小4年)、 中野光一朗(南条小4年)、 原田和花乃(南条小4年)、 藤田勇吾(南条小4年)、 余西都生果(南条小5年)、 黒田愛菜(中田小6年)
▽小矢部市
稲原光、 吉田惟(石動小5年)、 中川拓真(東部小4年)
▽砺波市
江田成希(砺波東部小4年)、 櫻井奨也(砺波東部小4年)、 平田珠羽哉(砺波東部小4年)、 水口歩実(砺波東部小4年)、 山本悠月(砺波東部小4年)、 河合稀紗(砺波南部小3年)
▽南砺市
舘田文伍(福光東部小4年)、 前寺美郁(福光東部小4年)

◇中学校◇
▽射水市
青木咲華(新湊中1年)、 青木良浩(新湊中1年)、 青木鈴花(新湊中1年)、 油谷真利(新湊中1年)、 網谷滉人(新湊中1年)、 荒木月雅(新湊中1年)、 伊井菜摘(新湊中1年)、 家倉隆博(新湊中1年)、 池田悠希(新湊中1年)、 石灰七瀬(新湊中1年)、 磯部篤也(新湊中1年)、 井田法恭(新湊中1年)、 伊藤珠貴(新湊中1年)、 稲垣夏海(新湊中1年)、 今泉美聖(新湊中1年)、 今堀結(新湊中1年)、 岩瀬礼奈(新湊中1年)、 上田真人(新湊中1年)、 越後菜月(新湊中1年)、 大崎駿斗(新湊中1年)、 大森真虎(新湊中1年)、 沖野優樹(新湊中1年)、 尾山詩歩(新湊中1年)、 角谷花蓮(新湊中1年)、 加治杏菜(新湊中1年)、 加治芹菜(新湊中1年)、 加治孟樹(新湊中1年)、 菓子隼人(新湊中1年)、 鍛治恵(新湊中1年)、 北尾彩水(新湊中1年)、 久々江龍飛(新湊中1年)、 草嶋唯斗(新湊中1年)、 下條彩花(新湊中1年)、 下條茉友里(新湊中1年)、 後藤柊斗(新湊中1年)、 酒井李花子(新湊中1年)、 坂下愛加梨(新湊中1年)、 佐野陸人(新湊中1年)、 三ケ和歩(新湊中1年)、 塩谷美晴(新湊中1年)、 柴実里(新湊中1年)、 柴原葉奈(新湊中1年)、 渋谷勝気(新湊中1年)、 清水心呂(新湊中1年)、 清水素良(新湊中1年)、 小善菜々子(新湊中1年)、 新川珠莉(新湊中1年)、 菅谷葵(新湊中1年)、 泉田香音(新湊中1年)、 高桑利栄(新湊中1年)、 竹内翔大(新湊中1年)、 竹内優(新湊中1年)、 近谷卓馬(新湊中1年)、 作道葵(新湊中1年)、 作道文希(新湊中1年)、 手林奈央(新湊中1年)、 鳥本佳那(新湊中1年)、 中野智琉(新湊中1年)、 中野優(新湊中1年)、 七澤咲菜(新湊中1年)、 縄井若菜(新湊中1年)、 南部元成(新湊中1年)、 西川諒大(新湊中1年)、 西原寧々(新湊中1年)、 仁平佳那(新湊中1年)、 野村虹汰(新湊中1年)、 橋本一晟(新湊中1年)、 畑知慧(新湊中1年)、 畑山舜(新湊中1年)、 林宏海(新湊中1年)、 林風羽香(新湊中1年)、 ハラガブリエラ(新湊中1年)、 古野眞耶(新湊中1年)、 朴木智史(新湊中1年)、 堀かおり(新湊中1年)、 槙玲奈(新湊中1年)、 牧野愛実(新湊中1年)、 正橋瑞果(新湊中1年)、 松岡修太(新湊中1年)、 松下碧(新湊中1年)、 水上蒼太(新湊中1年)、 湊紫野(新湊中1年)、 森美津穂(新湊中1年)、 盛田誉(新湊中1年)、 安吉美歩(新湊中1年)、 四方優里(新湊中1年)、 吉村晟(新湊中1年)、 脇田亜音(新湊中1年)、 渡邉祐莉(新湊中1年)
▽南砺市
藤信美紀(井口中3年)、
過去の入賞作品
新聞感想文

富山市 新庄北小学校1年 新田 瑚夏(にった こなつ)さん

ヤギが工場の草刈りの記事を読んで

 8月10日は、わたしの7さいのたんじょう日です。たんじょう日のしんぶんから、おもしろいきじがないか見てたらかわいいヤギさんのしゃしんをみつけました。わからないかんじもあるので、ママといっしょにきじをよみました。
 ヤギさんは、あれたとちやじゅうたくだんちやこうじょうなどでくさをたべてきれいにしていることをしって、まるでそうじきのようですごいなーとおどろきました。
 ヤギさんは、「あるぺん村」からつれてこられているそうで、わたしはおじいちゃん、おばあちゃんといったことをおもいだしました。うまやヤギさんがいっぱいいて、にんじんのえさやりをしたことがあります。たくさんのヤギさんがにんじんがほしいとわたしにちかよってきておいしそうにたべてました。そのわたしもしっているヤギさんがおそうじやさんになってくさをたべてとちをきれいにしていることをしって、うれしかったです。
 また「あるぺん村」へいって、ヤギさんたちに「えらいねー、きれいにしてくれてありがとう」といってあげたいです。

黒部市 三日市小学校4年 長谷川 雄大(はせがわ かずひろ)さん

食料自給率の記事を読んで

 「えっ、日本の食卓の半分以上の食品が外国産なの?」と、正直驚いた。なぜなら、ぼくのお母さんは国産にこだわっていて、わが家のごはんは九割以上国産だから。外国産は、朝食に食べるキウイぐらい。本当に世の中の食べ物は外国産なのか知りたくて、人気のスーパーへすぐ行って産地をたしかめた。
 入り口の果物コーナーは、メキシコのメロン、オーストラリアのオレンジ、アメリカのレモン、フィリピンのパインなど、輸入果物がずらっと並んでいた。桃、ぶどうは国産だが値段が高い。野菜売場は地場産コーナーがあり、国産が多かったが、すぐ真横にげき安輸入野菜が並んでいると、お客さんはそっちばかり選んでいた。ブロッコリーは一個百八十円と七十円で百円違うし、ニンニクは一個二百円と三個七十円。だれがこの高い国産ニンニクを買うのだろうと思うくらい。
 極めつけは、カナダ産麦茶、アメリカ米と中国米原料のせんべい、アメリカ大豆の納豆、かん国わかめにチリの鮭。おそろしいことに、日本食が外国食になっていた!!
 「国産の食品を探すのは大変なのよ。小麦としょう油は遠いスーパーまで行って買っているんだから。」とお母さんが言った。
 自給率を上げるには、作ること、売ること、買うこと、食べることの四つとも大事だと思う。農業・漁業をする人ががんばれる様に、国に工夫してもらいたい。売る人は「安いから、売れるから。」よりも「安全だから、食べてほしいから。」という気持ちで売ってほしい。買う人のためには値段の差を小さくしないといけない。最後にぼくたち子供。好ききらいを言わずに日本のお米やお魚をもりもり食べよう。
 国産の日本食を食べて元気になろうよ。

富山市 堀川中学校1年 松田 わこ(まつだ わこ)さん

6割が「食べる力」回復の記事を読んで

 私はこの記事を読んで、食べることが難しくなった高齢の方が、再び食べられるようになるため力を合わせるチームの皆さんの情熱にとても感動した。私は、私にも何かお手伝いできることはないかとじっくり考えてみた。そして、できそうなことをいくつか見つけた。
 私は料理が大好きで、将来の夢は自分のレストランを開くことだ。去年の夏、新聞で「おいしく楽しく病院食」という記事を読み、おいしくないと思われがちだった「病院食」が改善されていることを知った。私はレストランに行くことのできない入院中の患者さんが、素敵な食事の時間を過ごせるようになったと知り、安心した。そして今年、その「病院食」も食べることができない高齢の患者さんの、食べる機能を回復する取り組みの記事に出会い、私は心が温かくなった。
 記事によれば、のどの機能低下や、ビタミン欠乏の場合は、のどのリハビリや服薬が、認知症の場合は、服薬により意識レベルを上げることが効果的だったそうだ。私にできそうなこととして、患者さんののどを食べ物が通りにくいとしたら、できるだけスムーズに飲み込めるよう、調理法を詳しく研究したい。食べ物の細かさや柔らかさだけでなく、飲み込みやすい温度や、飲み込みたいと感じる味付けも極めたい。また、認知症の方には、食べ物を「食べたい」と思ってもらえるよう、五感を刺激する工夫をしたい。まず、家族の方から、その人が昔好きだった食べ物を聞く。例えば、ウナギだと言われたら、患者さんのそばでウナギを焼いて、そのたまらない匂いを嗅いでもらう。もし、そうめんだと聞いたら、患者さんの耳の近くで、みんなでそうめんを思い切りいい音ですすり、そうめんはおいしいということを思い出してもらうのはどうだろう。「いとこ煮」や「よごし」など、なつかしい郷土料理の勉強もより必要になりそうだ。
 私はお医者さんではないので、薬やリハビリの知識はない。しかし、食べる喜びをプレゼントしたいと思う気持ちは同じだ。私は、料理が少しでも誰かの役に立つのなら、どんどん腕を磨きたいと思う。
 この夏、私の夢がまた大きくふくらんだ。それは食べる力を取り戻し、元気になった高齢の方が、私のレストランにディナーを食べに来てくれるということだ。南砺市民病院のチームの皆さんの熱意は、きっと多くの患者さんに届くと思う。私は、健康なお客さんも食べる幸せを取り戻そうとしている「未来のお客さん」も大切にしたい。この記事は、レストランを開く前に、「食べる」ということをもう一度ゆっくり考える機会を、私に与えてくれた。

富山高校1年 松田 梨子(まつだ りこ)さん

時をつなぐ新聞

 幅広い年齢層の人が毎朝読む新聞。それぞれの読者には、それぞれのお気に入りのコーナーがあると思う。私は、毎月28日の北日本新聞に掲載される「北日本文芸」を楽しみにしている。このコーナーには、俳句や詩を鑑賞する楽しみがあると同時に、参加する喜びもある。私は、小学2年生の時に、初めて短歌を投稿し、小学5年生の夏からは、毎月投稿を続けている。以前の私は、このコーナーの熱心な読者というわけではなかった。ただ、毎月28日の朝は、近所の方から「短歌、見たよ」とたくさん声をかけてもらったり、学校の友達から「今朝の短歌、いいじゃん」と言われたりして、照れくささ8割、うれしさ2割という感じだった。私は、この北日本文芸から、続けることの大切さを教えてもらったと思う。毎月の締め切り日は、案外すぐにやってきて、作品が出来なくてあわてることもあった。また、親に反抗したくてたまらない時期には、同じ趣味を持つ母への反抗心から、ギリギリまで葉書を書かない月もあった。しかし、今、新聞のスクラップ帳を開くと、その時その時の自分自身が、毎月の短歌の中に存在していて、いつでも再会できるのだということに気がついた。小学6年生の私の、立山登山の歌。中学2年生の私の、「14歳の挑戦」の歌。それらは、今思い出して歌に詠もうと思っても、決して詠むことはできない。毎月一枚の葉書を書くことで、私は自分と素直に向き合うことができた。北日本文芸は、私に、一つのことを積み重ねていくという貴重な経験をさせてくれたのだ。
 また、新聞は、「未来の自分」と出会える場だとも思う。私は、中学3年生の冬、高校受験が目前に迫り、不安になっていた時、よく新聞で、高校生について書かれた記事を読んでいた。例えば、全国大会で、劇的な逆転勝利をおさめた高校サッカーの記事には、仲間を信じて全力でプレーする選手の様子が詳しく書かれていた。私は、「高校生はすごい」と感じ、私も高校生になったら、全力で何かに打ち込みたいと思った。スポーツ以外にも、ものづくりやボランティア活動に取り組んでいる高校生の記事も繰り返し読み、高校生になった私を、いく通りも楽しくイメージしていた。新聞は、とても公正な目で書かれていると思う。どれがいいとか、どれが悪いとかではなく、選択には幅があり、自由があるのだということを教えてくれる。高校生になった今、私は、素敵な大学生や、社会で働いている人の記事を探すようになった。100歳を超えていても、健康で活動的なおばあちゃんの記事や、勇気ある行動をとった方の記事にも心打たれる。こうありたいと思う「未来の自分」との距離は、縮まりそうでなかなか縮まらない。
 さて、未来に向かって進んでいかなければならない私達だけれど、なつかしい母校について書かれた記事を見つけると、心がほっこりする。学校では、その記事について同じ出身校の友達と大いに盛り上がる。当時のなつかしい話をしていると、私達は小学生にも中学生にもなれるのだ。未来を真っすぐ見つめながらも、時には後ろをふり返り、自分たちが歩いてきた足跡を、確かめてみるのも大切かも知れない。それが、母校の記事や、私の場合は、短歌なのだと思う。私は、なつかしさの中にある温もりが、一歩前進するための大きなエネルギーになると信じている。
 高校生の私達は、これから様々な選択をしながら、大人に近づいていくだろう。新聞を毎日読み、「未来の自分」との約束を一つ一つ果たしながら、私は私の道を行きたい。

新聞感想文

高岡市 戸出西部小学校2年 吉野 有海(よしの うみ)さん

「立山一帯きれいに」の記事を読んで

 きょ年、私が一年生のときに、はじめて立山と山をしました。とてもたいへんだったけれど、ちょう上までのぼれたことは、とてもうれしく、こころにのこってしるおもい出です。「立山」と「きれいに」というもじが新聞に書かれていたので、私はこのきじが気になりました。
 立山にのぼってあるいていくときに、「チングルマ」がたくさんさいていました。私の家のまわりでは見たことがない、かわいい花でした。ほ道にたっていたかんばんに、高山しょくぶつについてかかれているのを見て、立山のように高いところにしかさかない花だとしりました。こんなにめずらしい花がじぶんのすんでいる、とやまけんにさいているとはうれしいです。ライチョウも、とてもめずらしいとりです。ライチョウを見ることもとてもたのしみにしていたのですが、見ることができず、ざんねんでした。こんどのぼったときには、見られるといいなとおもっています。立山には、めずらしい、きちょうな自ぜんがたくさんあります。立山は、私たちにめずらしいものを見せてくれたり、きれいな水やくうきをあたえてくれたり、たくさんのことをあたえてくれています。この立山を私たち人げんが大切にしていくことは、とてもだいじなことだとおもいます。
 きじには、ごみひろいや外来しょくぶつをとることをしたと書かれていました。とてもよい活どうだと思います。でも、私は、山をのぼる人たちみんなが、ごみをすてないというマナーをまもったり、日ごろから、ガイドさんなどにおしえてもらい、外来しょくぶつをとったりするというふうにしていくことが一番よいのではないかなとおもいました。と山けんの人として、これからもみんなが立山を大切にしてくれるといいなと思っています。

高岡市 西条小学校3年 北山 陽彩(きたやま はるあ)さん

かんこう客にフルート法話の記事を読んで

 「かんこう客にフルート法話」の記事を読んで私が習っているバイオリンの先生の言葉を思い出しました。先生は私に
 「音楽は、言葉が通じない相手とも心を通わすことのできるま法のコミュニケーションになるのよ。」
と教えてくれました。
 記事では、お寺の住しょくさんが、法話を聞きに来た人のためにフルートのえんそうをして、いやしの時間になるよう毎週行っているというものでした。
 私は、この記事を読んでとてもステキなことだと思いました。たとえば友達から
 「お寺へ法話を聞きに行かない?」
とさそわれたら私は、
 (お寺へは、おはかまいり位しか行ったことがないし、ちょっとこわいイメージもあるから行きたくないなあ。)
と心の中で思いそうです。でも、
 「お寺で、法話のあとにフルートのコンサートもあるから行ってみない?」
とさそわれたら、何だか楽しそうに感じて
 「行ってみたい!」
と答えると思います。
 もし、お寺でコンサートがあれば、こわいイメージも変わるし、もっと身近なものに感じるきっかけになりそうです。
 音楽がきっかけで、今までのイメージが変わるってステキです。音楽は知らない世界のとびらを開けるきっかけにもなるんだと思いました。
 私も、もっともっとバイオリンの練習をがんばって、この記事の住しょくさんのように、私のひくバイオリンが、何かと何かをつなぐきっかけになったらいいなぁと思います。

射水市 太閤山小学校5年 桑原 廣太郎(くわはら こうたろう)さん

太閤山に新しい風を!

 夏休みのある朝、ぼくはパラパラと新聞をめくっていたら、思わず声が出た。
 「あっ、ぼくらの住んでいる太閤山に新しい宅地ができる。」
 昨年春、新聞に太閤山に関する連載記事があったことを思い出し、すぐにぼくは近くの図書館に向かった。
 ぼくは、今、太閤山小学校に通っている。学校でこの土地について調べた。戦国時代に後の「太閤」とよばれた豊臣秀吉が富山城を攻めた際、陣を張ったことから「太閤山」の名がついたらしい。また、連載記事を読むと五十年ほど前、それまで丘陵地であったこの土地を、当時の富山県知事が、ニュータウンを造ったことがわかった。富山新港の周辺に大規模な工場が造られ、そこで働く人々と家族が過ごす住宅を確保することが必要であったためだ。そのころは若い世代の人達がたくさん住んでいて、太閤山小学校にも多くの児童が通っており、にぎやかであったと記事にある。しかし、それから五十年ほどたった今、高齢化が進み、一人ぐらしの人や体の不自由な人が増えてきた。そんな人たちは、エレベーターがない、スロープがないといった不便を感じている。一方、若い世代の人たちも、高齢者に比べ少なく、現在の太閤山小学校に通う児童も年々少なくなってきているなど問題がたくさんある。だから、「太閤山に宅地開発」という記事を見つけた時、ぼくは少し、むねが高鳴った。これで、ぼくらの学校にも児童が増え、にぎやかになるだろう。そして、新しい団地を造る際には、高齢者のためのエレベーターや車いすなどのスロープをつけるなど、工夫をしたまちづくりをしてほしいと願う。そして、太閤山小学校に通う児童が増え、若い世代もお年寄りも元気に、いつまでもにぎやかで明るく過ごせるような、そんなまちづくりになることをぼくは期待しながら、新聞で記事を見つけて以来、新しく宅地開発される場所を見ている。
 「太閤山に新しい風を!」

富山市 神明小学校6年 平林 由羽(ひらばやし ゆう)さん

富山へ学童疎開 綿引さんの記事を読んで

 衝撃。そして、想像もつかないほどの悲しさと苦しさ。
 わたしが綿引さんの記事を読んで感じた事はこの三つだった。正直な所、わたしは戦争のこわさ、そしておそろしさを分かっていると思っていた。
 しかしそれはちがっていた。それが分かったのは、記事にかいてあるこの言葉だった。
 「戦争は全てを奪う」
 わたしはこの言葉を見たしゅんかんドキッとした。全てを奪うとはどういう事なのだろう。その答えをわたしなりに考えてみた。
 綿引さんは戦争で大切な両親を失い12歳でこじになった。そして生家は東京大空しゅうで焼き払われ、唯一の肉親だった弟とも戦後間もなく生き別れたと記事に書いてある。わたしはここの部分を読んで、わたしと同じ年で両親をなくし、弟とも生き別れたと思うと、とても心がふるえてきそうだった。
 わたしの家は両親と姉がいる。わたしが今両親をなくし、姉とも生き別れると想像すると、悲しさはもちろん、記事にも書いてあるように、わたしは戦争を一生恨んだかもしれない。それはだれでもそうだと思う。自分にとってかけがえのない存在までも奪ってしまう、それが「戦争は全てを奪う」という事なのかもしれないとわたしは思う。そして、特に戦争は全てを奪い、悲しみだけを残すという言葉がとても衝撃的であり、ずっと心に残っている。だから綿引さんと同じように、これからずっと戦争が無いようにと心から願っている。そして戦争を知らないわたしにできる事は何かを考えて、せめて毎年、富山大空しゅうのあった八月一日、広島・長崎に原子爆弾が落とされた八月六日・九日、終戦記念日である八月十五日くらいは戦争で亡くなった方の事を忘れずに平和について考えたい。

黒部市 高志野中学校2年 米田 怜央(よねだ れお)さん

「貧しい子日本で増えた」の記事を読んで

 「貧しい子ども」というと、僕がまっ先に思い浮かぶのはアジアやアフリカなどの発展途上国だ。ストリート、チルドレンや農園などで働く子どもをテレビでよく目にしてきたからだ。
 記事によると、日本の子どもの貧困率は約16%で、六人に一人の割合となり、先進国の中では貧困率が高い。親の収入が少ないと、子どもに様々な悪影響が生じるのは当然だ。病気になっても病院に行けなかったり、学校で必要な物を買えなかったりする。一番深刻なのは、進学したくてもお金がないため、子どもが早くから働くことになるが、低収入の仕事にしか就くことができず、大人になってもまた貧困という貧困の連鎖が起こることだと思う。
 貧困率の低いデンマークやフィンランドなどの北欧と日本ではなにが違うのか調べてみた。北欧では、家族関連や教育に対する公的支出が大きいのに対し、日本は子どものための公的な教育支出は世界最低レベルだということがわかった。日本はお年寄りに対する制度を整えてきたが、これまでは子どもに対する支援が少なかったのだと思う。そのために今の少子化問題も起こっているのだろう。
 どのような対策をとるべきなのか、国は真剣に考えなければならない。僕は国が貧困家庭をサポートする法律を早く成立させるべきだと思う。現在も奨学金制度があるが、借りたお金を返済しなければならない。それとは違う返済しなくていい給付型の奨学金制度をとり入れるのはどうだろうか。また国レベルではなく、もっと身近な地域でもできることはあるはずだ。例えば、ボランティアの人たちで、塾に行けない子どもたちの為に、無料で勉強を教えたり、材料を持ちよって料理を作って食べさせたりする場所、サポートセンターのようなものを作るのだ。
 貧しい子どもにとって一日一日を生きぬくのは大変だと思う。子どもたちの心のよりどころになるような場所を提供するのがいいと思う。みんながこの問題にもっと関心をもって何ができるかを考えるべきだ。僕はお年寄りも子どもも安心して暮らせる社会が実現することを望んでいる。

射水市 小杉中学校3年 枡谷 海沙(ますたに みさ)さん

"富山発、世界へ。「エボラ治療に富山化学新薬」の記事を読んで"

 富山といえばくすり、くすりといえば、富山。
 その富山発のくすりが世界の人々に新たな希望を与えようとしている。富山県の富山化学という企業が開発した抗インフルエンザ薬が、エボラ出血熱に効く可能性があるというのだ。
 エボラ出血熱という感染症は、血液や体液の接触によって感染し、致死率は、なんと最高九十パーセント。有効なワクチンや治療法が見つかっていない、脅威ともいえる病である。現在、西アフリカを中心に大流行しており、史上最悪の規模で拡大を続けて、深刻な問題となっているらしい。
 いったいどれだけの人が、いま、苦しんでいるのだろう、恐怖や不安にさいなまれているのだろう。このような病気に立ち向かう唯一の手段として、富山のくすりが力を発揮するというのは、富山県人としてとても誇らしい。
 その薬は、「ファビピラビル」という。まだ治療に使うことはできないが、承認に向けて動き出している。早く、一日でも、一分でも、一秒でもはやく。それによって救われる命は数知れないはずだ。多くの人が待っている富山からの薬が、希望の光となって人々の手に届けられることを願わずにはいられない。
 調べてみると、富山で開発、研究されている新薬は、ほかにもいろいろあるらしい。認知症治療剤、抗リウマチ剤、抗菌剤など、世の中で必要とされている新しい薬がどんどんこの富山から生まれるなんて、すごい。また、旅行などの際、旅先のドラッグストアなどで、富山で製造された薬を見かけることがよくある。自分のことでもないのに、なんだかうれしく、こそばゆいような気持ちになり、思わず手にとってしまうのは私だけだろうか。「ほら、富山のくすりやよ。」と誰かに話したくなるのだ。
 私は、将来、医療に携わる仕事に就きたいと思っている。一人の生命を救うために、何人もの人が協力して全力を尽くす。覚悟のいることだと思うけれど、すばらしいと思うし、強くあこがれる。「医療に携わる」と一言で言っても、いろいろな仕事がある。医師や看護師、薬剤師、それから、研究者など様々だ。しかし、目指すところはみんな同じ、「一つでも多くの命を助けること」であるはずだ。
 ここ富山でも、そんな思いを抱き、道を切り開こうとしている人たちがたくさんいる。富山から世界に向けて、いく筋もの光が、そしてたくさんの優しさがアーチのように放たれているのだ。その一つが、この新薬「ファビピラビル」だ。そして私も、そのアーチを架ける一員になりたい。この富山から、人々に希望の光を届けたい。

氷見市 氷見高校1年 中田 理沙(なかだ りさ)さん

人とのつながり

 「閉校」私が六年間通った小学校で、よく耳にしていた言葉である。次の新聞記事は閉校に近づく中、また閉校した後も多くのことを学ぶことのできた私の母校を思い出させてくれた。
 閉校後も住民と強い絆。西広谷小学校の児童とその付近の住民を取り上げた記事である。西広谷小学校は、市全域から通学できる特認校を採用された。しかし、校区域内の児童数の減少は止まらず、今年三月で閉校となった。閉校後も、住民との交流や自然と触れ合う活動を継続させようと児童や保護者がグループ「ひろたんの森」をつくった。交流会を定期的に実施し、タケノコ掘りやホタル鑑賞会などを行い、また今月には、竹細工と流しそうめんを楽しんだ。それらは住民との絆をより一層深めるものだったと思う。保護者や住民は「学校を通じてできた絆を大切にしていきたい。」と話している。これは旧西広谷小学校だけではなく、全ての学校に対して言えることだと私は思う。
 私の母校の旧仏生寺小学校でも、地域の人との交流の機会を多く取り入れていた。学校の近くの山で登山をしたり、学校祭では地域中の人が集い、学校での活動を発表したりした。また普段の学習の中でも、ハトムギやしいたけの栽培、山菜採り、田植え、稲刈りなど地域の方々に協力していただいて、できる学習ばかりだった。中でも、印象深いのは、ハンドボールの活動である。仏生寺小学校は三年連続で、全国大会の決勝戦の舞台に立った。その時に毎年、保護者や私たちの身回りの方など、多くの人たちが暑い中、遠くまで応援にかけつてくださった。とても勇気づけられたのを今でも覚えている。試合が終わり、帰ると夜の遅い時間にもかかわらず、会場を説営し、祝福会まで開いてくださった。その時、改めて地域のつながり、保護者の方々の温かさ、ありがたさを強く感じることができた。
 私は中学校・高校とハンドボールを続けているが、仏生寺小を卒業し、学校が閉校になった今でも地域の方に会うとよく、
 「ハンドボールがんばっとるけ。」
 「よくがんばっとるね。えらいわ。」
などと声をかけてくださる。それらの言葉はいつも私をがんばろうという気持ちにさせる。
 旧西広谷小学校と住民の絆の記事は、私にこのようなことを思い出させてくれた。自分がやることを応援し、協力してくれる、そんな人たちに心から感謝したい。そしてこの温い地域が続くよう、私は自分のできることをしようと思う。

射水市 新湊高校2年 福田 晃子(ふくた あきこ)さん

「記者ぶろぐ」を読んで

 「記者ぶろぐ」普段新聞をよまない私だが、「ぶろぐ」という文字によりよんでみようと思った。さらに、見出しの「レトロ食堂」に興味が沸いた。
 記事によると、「レトロ食堂」とは富山市にある日本海食堂のことである。一九六七年創業、現在の店主種田茂さんは二代目であり、一九九八年に継いだ。種田さんは、珍しいものや、古いものが店の特長になると考えた。そのため店にはほうろうの看板、半世紀前の国産業用車、レコードプレーヤー、白黒テレビが並ぶ。白黒テレビはアナログ放送が終わるまで見れたという。今でも月一回は、のみの市に足を運び、掘り出し物を探している。「経済的には無駄が多く、手間もかかる。でも、アナログな物を愛する心のゆとりは持ち続けたい」という種口さんに対し、記者が「技術革新が進む便利な世の中だが、変化の速さについていくのを難しく感じることも多い。インターネットや携帯電話がなかった時代の品々に囲まれながら、種口さんの言葉にうなずいた。」と述べている。
 この記事をよんで私は、自分の生活を見直した。夜遅くまで友達とメール、食事中も携帯をさわっていて、家族との会話も減った気がする。暇があればスマートフォンでSNSやゲーム等、手軽さに頼りすぐ検索。紙辞書を使わなくなってきた。もちろん、技術の進展により役立つこともたくさんある。しかし、最近ではながらスマホによる事故、SNSによる事件が多発している。また、コミュニケーション能力不足、運動不足も問題視されている。このように、技術革新が私たちに必ずもプラスになっているわけではない。
 この新聞記事では「ぶろく」という若い人も親しみがある言葉を使用し、新聞から離れている若者たちに少しでも新聞に関心をもってもらいたい。そんなメッセージがあるように思えた。インターネットや携帯電話でニュースをみるのは便利だが、地域のニュースがあり、多くの記事がある新聞は魅力的だ。
 昔ながらのものに触れ合うことで、人それぞれ思い出すものがあるはずだ。それはレトロ食堂だけでなく新聞にもあてはまる。そんな風に昔を思い出す時間があってもいいのではないだろうか。

新聞感想文
◇小学校◇
▽朝日町
鍋谷真也(あさひ野小6年)
▽入善町
村田理緒(飯野小4年)
▽黒部市
大坪希和子(村椿小1年)
▽魚津市
河口楓(大町小3年)
▽滑川市
高田もあ(西部小6年)
▽上市町
麻柄祐吏(相ノ木小2年) 浦田和希(上市中央小3年)
▽立山町
簗瀬皐大朗(立山中央小3年) 成瀬美沙希(立山小6年)
▽富山市
柴田廉士(四方小4年) 大塚愛之(新庄小3年) 福田一颯(藤ノ木小1年) 小泉海晴(藤ノ木小2年) 市田宙(藤ノ木小5年) 京和奏(藤ノ木小5年) 北嶋啓人(水橋東部小5年) 辻井悠翔(堀川南小6年) 林直志(蜷川小4年) 大江崇仁(蜷川小5年) 小川伊織(蜷川小6年) 清水幹(福沢小3年) 森七海(速星小3年) 宮本珠羽(山田小6年) 和田忠十(神明小4年) 野口由季乃(東部小3年)
▽射水市
福田楓乃(歌の森小6年) 余川朝陽(大島小3年)
▽高岡市
早川翔浬(西条小2年) 柳原祐紀(定塚小3年) 瀬川真由(古府小3年) 早瀬健太(古府小3年) 屋敷有彩(古府小6年) 大和弘暉(古府小6年) 稲野空輝(戸出西部小2年) 吉野和泉(戸出西部小2年)
▽小矢部市
西凪砂(石動小3年)

◇中学校◇
▽立山町
林風都(雄山中1年) 鉾井結月(雄山中1年)
▽富山市
堀岡茜李(芝園中1年) 佐々木桃香(奥田中3年) 清水響(和合中3年) 尾山菜々花(水橋中2年) 森下拓海(藤ノ木中2年) 虎谷愛絵理(片山学園中2年)
▽射水市
縄井若菜(新湊中1年) 松井萌香(射北中2年) 山口紗羅(大門中1年)
▽高岡市
大橋芽生(高岡西部中2年) 廉千怜(芳野中3年) 前田捺那(戸出中3年)
▽氷見市
杉本花奈(西部中2年) 水上紗綾(十三中1年)
▽砺波市
林亮太朗(出町中3年)
▽南砺市
鶴居遥花(福野中1年)

◇高校◇
伊林美乃(桜井高1年) 高橋昌基(桜井高1年) 西川舞(桜井高1年) 折田朱音(滑川高1年) 西坂詩乃(滑川高1年) 有澤詩恵里(富山高1年) 岡崎衣里子(富山高1年) 竹山英太朗(富山高1年) 西角涼音(富山高1年) 松下千紗(富山高1年) 天野菜々(新湊高2年) 荒木翔太(新湊高2年) 川島志保(新湊高2年) 中野里彩(高岡西高2年) 宮崎克也(氷見高1年) 大西央利子(南砺福光高1年) 岡﨑恵(高岡第一高2年) 澤井啓子(高岡第一高2年) 福井有紗(高岡第一高2年)
新聞感想文
◇小学校◇
▽朝日市
五十里優仁(さみさと小2年)、 渡辺裕貴(さみさと小6年)、 鹿熊瑞希(あさひ野小4年)
▽入善町
室明里(入善小4年)
▽黒部市
松井七星(三日市小6年)
▽魚津市
中野心結(村木小3年)、 西浦怜央(村木小3年)、 海苔葵(村木小3年)、 濵多由衣(村木小3年)、 本間柊也(村木小4年)
▽滑川市
水島詢子(寺家小5年)
▽上市町
原田汐渚(上市中央小3年)
▽立山町
竹原鈴乃(立山北部小6年)、 常川琳央(立山中央3小)年
▽富山市
黒川斗仁雄(萩浦小3年)、 髙橋叶乃(藤ノ木小5年)、 倉林篤斗(藤ノ木小6年)、 谷井温(藤ノ木小6年)、 田中日和梨(上条小3年)、 濱田智哉(堀川小6年)、 中川優花(山室中部小4年)、 笹島維朗(山室中部小5年)、 高田瞬(蜷川小3年)、 山口高正(蜷川小4年)、 岩城悠里(蜷川小5年)、 尾山佳乃(蜷川小5年)、 剱田明日美(蜷川小5年)、 高畑美来(蜷川小5年)、 軒端来実(蜷川小5年)、 奥壮志郎(蜷川小6年)、 西島雄慈(大久保小4年)、 山本暖花(杉原小6年)、 浅野りと花(神明小6年)、 田中大哉(呉羽小3年)、 吉井航(長岡小5年)、 堀内舜(中央小6年)
▽射水市
北川敦也(小杉小3年)、 藤元想次郎(歌の森小4年)、 北和真(歌の森小6年)、 西頭栞(大門小5年)、 大島麻耶(大門小6年)、 石見菜緒(大島小4年)
▽高岡市
竹田一葉(万葉小2年)、 大野晴翔(定塚小2年)、 淤見拓矢(定塚小6年)、 岩上颯汰(南条小3年)、 森木晴香(戸出西部小3年)、 清都建介(戸出西部小4年)
▽砺波市
藤井孝成(庄南小3年)、 松井孝介(砺波北部小5年)、 中谷大輔(砺波南部小1年)、 西嶋万葉(砺波南部小3年)

◇中学校◇
▽入善町
大川原明希(入善西中1年)
▽黒部市
本元敦也(高志野中3年)
▽富山市
板川大輝(芝園中1年)、 塩田つぐみ(芝園中1年)、 津村陽月(芝園中1年)、 水野文(芝園中2年)、 奥澤眞成(芝園中3年)、 宮島菫(芝園中3年)、 荒井康汰(山室中3年)、 鶴みなみ(奥田中1年)、 谷口由佳(和合中3年)、 原島千春(和合中3年)、 山崎里佳(和合中3年)、 稲井裕介(月岡中3年)、 栗林麻衣(月岡中3年)、 西森満梨奈(水橋中2年)、 堀うらら(藤ノ木中2年)、 中島未貴(杉原中1年)、 藤井玲行(片山学園中1年)、 藤田一寿(片山学園中3年)
▽射水市
越後菜月(新湊中1年)、 上野大和(射北中2年)、 河野早希(射北中2年)、 澤田比奈(小杉中3年)、 鈴木祐介(大門中1年)
▽高岡市
米村朱由(高岡西部中3年)、 廉明弓(芳野中1年)、 中島一貴(国吉中1年)、 岡島由依(中田中3年)、 斉藤詩織(中田中3年)、 林勇希(福岡中2年)
▽氷見市
竹腰泰成(北部中2年)、 宮下櫻子(十三中3年)、 澤田岬希(灘浦中1年)
▽小矢部市
大西まり花(石動中1年)
▽砺波市
川村麻友(出町中3年)、 田村瞳奈(庄西中1年)、 宮野美穂里(庄西中1年)、 廣島麻矢(庄川中3年)
▽南砺市
水口珠寿(平中2年)

◇高校◇
稲澤かんな(桜井高1年)、 大角彩莉(桜井高1年)、 重松宏美(桜井高1年)、 上島蒼(桜井高1年)、 舘下朋叶(桜井高1年)、 中山美朱紀(桜井高1年)、 林菜摘(桜井高1年)、 松野真菜(桜井高1年)、 長澤みずき(中央農業高1年)、 相澤真菜(富山高1年)、 池田瑛里奈(富山高1年)、 岡村萌葉(富山高1年)、 黒田あずさ(富山高1年)、 澤山理紗子(富山高1年)、 武田典子(富山高1年)、 常盤果歩(富山高1年)、 林莉花(富山高1年)、 藤井一慶(富山高1年)、 山上桃(富山高1年)、 國多未樹也(新湊高2年)、 椎木愛莉花(氷見高1年)、 田口裕子(氷見高1年)、 山本菜々子(南砺平高1年)、 河合梓紗(南砺福光高1年)、 石﨑友英(高岡第一高1年)、 大橋るり(高岡第一高2年)、 岡山翔太郎(高岡第一高2年)、 高柳悠太(高岡第一高2年)、 平澤拓真(高岡第一高2年)、 前川諒弥(高岡第一高2年)、 江口和希(高岡第一高3年)、 小川菜月(高岡第一高3年)、 金山大輝(高岡第一高3年)、 新保俊輔(高岡第一高3年)、 中谷大地(高岡第一高3年)、 山下拓也(高岡第一高3年)、 清水季來里(高岡向陵高3年)、 墓越愛里(高岡向陵高3年)
過去の入賞作品
家族de新聞スクラップ
家族de新聞スクラップ
平和への願いを込めて・・・ 富山大空しゅう
【講評】神通川の花火大会の記事などから、広島、長崎の原爆ばかりでなく、富山市も空襲で大きな被害を受けたことを学びました。「今度花火を見るときは戦争で亡くなった人のことを思い、平和を願いたい」という感想が心に響きます。 【講評】神通川の花火大会の記事などから、広島、長崎の原爆ばかりでなく、富山市も空襲で大きな被害を受けたことを学びました。「今度花火を見るときは戦争で亡くなった人のことを思い、平和を願いたい」という感想が心に響きます。 【講評】神通川の花火大会の記事などから、広島、長崎の原爆ばかりでなく、富山市も空襲で大きな被害を受けたことを学びました。「今度花火を見るときは戦争で亡くなった人のことを思い、平和を願いたい」という感想が心に響きます。 【講評】神通川の花火大会の記事などから、広島、長崎の原爆ばかりでなく、富山市も空襲で大きな被害を受けたことを学びました。「今度花火を見るときは戦争で亡くなった人のことを思い、平和を願いたい」という感想が心に響きます。 【講評】神通川の花火大会の記事などから、広島、長崎の原爆ばかりでなく、富山市も空襲で大きな被害を受けたことを学びました。「今度花火を見るときは戦争で亡くなった人のことを思い、平和を願いたい」という感想が心に響きます。
魚津市 西布施小学校5年
谷越 蓮(たにこし れん)さん
家族de新聞スクラップ
◇小学校◇
▽魚津市
中野心結(村木小3年) 海苔葵(村木小3年) 石田瑛大(村木小5年) 天野祥(上野方小3年)
▽滑川市
金子舞桜(寺家小3年)金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 金子舞桜(寺家小3年) 伊東桜(西部小2年) 松野夢人(西部小3年) 高田もあ(西部小6年)
▽立山町
新井愛士(高野小2年) 新井大和(高野小4年)
▽舟橋村
竹内大貴(舟橋小2年) 経澤胡羽(舟橋小4年) 永原花恋(舟橋小4年) 三輪瑠香(舟橋小4年)
▽富山市
吉岡壮太(浜黒崎小5年) 岩田篤紀(草島小2年) 作田和望(草島小2年) 富樫彩実(草島小3年) 水木莉琴(倉垣小6年) 永井百花(新庄小3年) 北山瑠璃果(水橋中部小3年) 北嶋啓人(水橋東部小5年) 生駒春桜(水橋東部小6年) 舟本健人(堀川南小3年) 島崎大輝(山室中部小1年) 鈴木芽衣(蜷川小6年) 田村直也(蜷川小6年) 野澤勇聖(月岡小3年) 山口紋加(大沢野小1年) 島辺耕至(大沢野小5年)島辺耕至(大沢野小5年) 島辺耕至(大沢野小5年) 島辺耕至(大沢野小5年) 島辺耕至(大沢野小5年) 丸山慶子(船峅小4年) 松田七穂(鵜坂小6年) 舟木南生(五福小5年) 石田翔聖(呉羽小2年)
▽射水市
青山侑愛(片口小5年) 笹本創太(片口小5年) 分家愛奈(片口小5年) 前川陸亜(片口小5年) 瀧川和樹(片口小6年) 白田快莉(大島小4年) 高岡悠(大島小4年)
▽高岡市
永井千央(東五位小3年) 早川颯真(西条小1年) 宮本春花(野村小5年) 土門柚一子(野村小6年) 羽岡美紀(野村小6年) 金田歩(伏木小5年) 林瑞樹(伏木小5年) 鎌田剛瑠(南条小5年) 三田朔也(戸出東部小2年) 清都加菜里(戸出東部小4年)
▽氷見市
秋田優斗(宮田小6年)
▽小矢部市
中田明寿(石動小6年)
▽砺波市
荻原なのは(砺波東部小4年) 菊池良威(庄東小1年) 平啓吾(庄東小5年) 加藤心陽(鷹栖小1年)
▽南砺市
高桑光璃(福光中部小4年)

◇中学校◇
▽魚津市
大久保晴海(西部中2年)
▽滑川市
石倉彩音(早月中2年)
▽上市町
林れな(上市中2年)
▽富山市
山海美晴(奥田中1年) 井本明里(和合中1年) 小島千夏(和合中1年) 酒井陽希(和合中1年) 菅田詩織(和合中1年) 谷口梨恵(和合中1年) 坂口夏海(城山中1年) 笹山奈摘(城山中2年)笹山奈摘(城山中2年) 藤井玲行(片山学園中1年)
▽射水市
串田竜太郎(新湊中2年) 山本怜奈(新湊中2年) 荒木香穂(新湊中3年) 加治綾佳(新湊中3年) 摺出寺誠也(新湊中3年) 高岡佑実(新湊中3年) 手丸友也(新湊中3年) 西江彩七(新湊中3年)
▽高岡市
松原綾香(中田中2年)
▽小矢部市
中嶋駿(蟹谷中1年)
家族de新聞スクラップ
◇小学校◇
▽入善町
吉房柊(ひばり野小6年)
▽魚津市
川上琉空、 濵多由衣(村木小3年)
▽舟橋村
竹島諒(舟橋小4年)
▽富山市
河岸桜子(草島小4年)、 増山桜太朗(倉垣小4年)、 森川結友(堀川小1年)、 開美優(堀川南小3年)、 越後拓唯(山室中部小4年)、 竹中悠理(奥田小3年)
▽射水市
加藤友規(新湊小1年)、 上田優斗(作道小5年)、 出村夢太(作道小5年)、 小竹凜(片口小5年)、 片岡卓弥(片口小5年)、 片境杏実(片口小5年)、 片境光瑛(片口小5年)、 田主妃莉(片口小5年)、 野口季瑚(片口小5年)、 堀陽汰郎(片口小5年)、 宮嶋璃乃(片口小5年)、 岩脇志龍(歌の森小2年)、 川西彩晴(歌の森小3年)、 堅田駿也(太閤山小3年)、 米正拓磨(太閤山小3年)、 山内海侑(太閤山小6年)、 中西結菜(大門小1年)、 藍口郁(下村小4年)、 桶谷果暖(大島小4年)、 林咲華(大島小4年)、 坂元壮(大島小5年)、 地蔵真優(大島小5年)、 萩行大樹(大島小6年)
▽高岡市
岩﨑七海(東五位小3年)、 小幡菜都希(東五位小3年)、 畠山紗夜(福岡小6年)、 阿部愛実(博労小5年)、 川端彩愛(西条小5年)、 篠原千怜(平米小4年)、 浜野日和(平米小4年)、 松本彩愛(平米小4年)、 宮原龍星(平米小4年)、 立野青海(二塚小6年)、 石原若奈(野村小6年)、 高島佑季(野村小6年)、 荻布由佳(伏木小5年)、 川尻咲希(伏木小5年)、 川端輝士(伏木小5年)、 清田成毅(伏木小5年)、 熊本彩乃(伏木小5年)、 広上夏希(戸出東部小6年)、 上林陽菜(戸出西部小4年)
▽氷見市
竹田弥月(宮田小4年)、 池田真弥(宮田小6年)、 和泉麻衣(宮田小6年)、 井上萌々香(宮田小6年)、 川田雄輝(宮田小6年)、 斉藤凛香(宮田小6年)、 西出真優(宮田小6年)、 橋本みのり(宮田小6年)、 堀口彩乃(宮田小6年)、 最上海翔(宮田小6年)、 神埜蓮斗(窪小2年)、 東谷内椋(窪小5年)、 丘野未琴(海峰小5年)、 山本亜良(海峰小5年)
▽小矢部
山田奈於(石動小5年)、 吉竹柚月(石動小6年)

◇中学校◇
▽上市町
牧野実里(上市中2年)
▽富山市
本田真里奈(城山中1年)、 山田琉世(城山中1年)
▽射水市
生地美波(新湊中2年)、 岩坪祥子(新湊中2年)、 越後進太郎(新湊中2年)、 江守未南海(新湊中2年)、 太田美月(新湊中2年)、 加治晴香(新湊中2年)、 金谷侑飛(新湊中2年)、 亀島正法(新湊中2年)、 川口恭平(新湊中2年)、 京谷光香(新湊中2年)、 久々江生玖(新湊中2年)、 朽木真央(新湊中2年)、 肥田啓明(新湊中2年)、 砂子阪佳未(新湊中2年)、 高井洸太朗(新湊中2年)、 高野七瑠(新湊中2年)、 中島凜保(新湊中2年)、 長田夢希斗(新湊中2年)、 西野拓海(新湊中2年)、 野村綾香(新湊中2年)、 橋本未玖(新湊中2年)、 畑依吹(新湊中2年)、 濵野光喜(新湊中2年)、 桧物翔大(新湊中2年)、 槇珠梨(新湊中2年)、 三島愛由(新湊中2年)、 吉川尚伽(新湊中2年)、 青木恵俊(新湊中3年)、 荒谷哲平(新湊中3年)、 飯田茜(新湊中3年)、 門島直菜(新湊中3年)、 地蔵美沙(新湊中3年)、 仕明幸恵(新湊中3年)、 久湊奈菜花(新湊中3年)、 八嶋顕子(新湊中3年)
▽氷見市
表優芽(北部中1年)
NIE学校賞

3部門を通じて、応募数、応募率、入賞数、取り組み方などを考慮して21校を選びました。

▽小学校
魚津市経田小、魚津市村木小、富山市水橋中部小、高岡市東五位小、高岡市能町小、高岡市伏木小、高岡市平米小、射水市大島小、砺波東部小

▽中学校
立山町雄山中、富山市和合中、片山学園中、射水市新湊中、砺波市庄川中、南砺市平中

▽高校
氷見高、新湊高、南砺福光高、高岡第一高、桜井高、富山高

講評

■総評
忠田 憲美 北日本新聞社編集局長

 新聞は身の回りの出来事や社会を見つめるきっかけになります。心に残った記事から感じ取ったことを深め、伝える力が問われるのが「新聞感想文」部門です。記事を読んで問題意識を高め、実体験に引き寄せて発する言葉には、読む人に共感してもらえる力がありました。
 「スクラップ」はお気に入りの記事を切り抜き、感想をつづる部門です。記事を読んだ驚きを素直につづった作品もあれば、家族との絆を見つめ直した作品もありました。家族のコメントは心が温まります。「かべ新聞」は取材や執筆のみならず、絵や写真、見出し、レイアウトなど総合的な表現力が問われます。いかに伝えるかを真剣に考えたレベルの高い作品が、今回も数多く寄せられました。

富山県NIE推進協議会会長
富山県小学校長会会長
射水市立小杉小学校校長 長井 忍 氏

 各部門の多くの作品から、日常の出来事や様々な人の生き方を見つめる豊かな感性と知性を感じることができ、とても頼もしく思いました。
 「かべ新聞」では、様々な視点からテーマに迫り、見出しや紙面構成、掲載写真など工夫して、取材・調査内容を分かり易くまとめてありました。「新聞感想文」では、記事から過去の体験や今の姿を思い描き、将来の姿に思いを巡らせながら感想を綴る姿を行間に感じ取ることができました。「家族de新聞スクラップ」では、切り抜いた記事に寄せる気持ちや家族の方のコメントから、あたたかな家族のつながりを感じ味わうことができました。
 これからも、新聞記事との出会いが、多くの子供たちの世界を広げ豊かなものにしていくことを期待しています。

富山県中学校長会副会長
砺波市立出町中学校校長 大浦由吉秀 氏

 新聞は人の心と心、そして世代、社会とをつなぐ。今回の審査で強く感じたことです。最終審査に残った作品は、どれも自らの家族や故郷を誇りに思い、それを新聞や感想文にしていました。だから読んでいて爽やかで明るい気持ちにしてくれました。どの作品にも家族や故郷との絆がありました。文字は温かいものです。作者の家族や地域の人々との心の交流を体温という温かさを持って届けてくれます。
 入善西中の西島さんのスクラップ作品には祖父との心の交流があり、福野中の鶴居さんの壁新聞には故郷福野への強い想いが感じられました。松田さんの感想文には、松田さんの夢を応援する家族の姿が行間から滲み出ています。素晴らしい作品に出逢えたことに感謝しています。

富山県高等学校長協会会長
富山県立高岡高等学校校長 佐倉正樹 氏

 本年度の高校生の作品は、上位賞から入選まで、いずれもしっかりと自分の有り様を考えるものが多く、感心し、また、安心しました。現代は、科学技術による便利さ故の危うさを抱えた社会です。そのような社会を作ってしまったのは大人の責任ですが、そうであるからこそ若い人は、どう生きていくべきかを一生懸命考えてくれている。作品からそのように感じました。
 応募作品の中の「技術革新が私たちに必ずしもプラスになっているわけではない」、「自分を応援し、協力してくれる人たちに心から感謝したい」、「未来の自分との約束を一つ一つ果たしながら、私は私の道を行きたい」という言葉が印象に残りました。若人のこれからに大いに期待したいと思います。

【第11回コンクールの経過】

 小学生から高校生を対象とした「第11回わたしの新聞コンクール」に、ことしもたくさんの作品が寄せられました。わたしの新聞コンクールは、調べたことを新聞の形で発表する「かべ新聞」、読んだ記事の感想や考えを表現する「新聞感想文」と、ことしから新たに、記事を切り抜いて家族と意見をまとめる「家族de新聞スクラップ」が加わって3部門になりました。
 集まった作品は環境問題や来春開業する北陸新幹線、地域の祭りなど多彩なテーマで、問題意識を持って調べたり、自分の体験に照らし合わせて考えたりと、それぞれが豊かな感性と好奇心で取り組みました。
 コンクールは北日本新聞と北日本新聞販売店でつくる北日本会が毎年実施。個人やグループで作った「かべ新聞」に109校1364人、「感想文」に128校2614人、「スクラップ」に126校1117人の応募がありました。
 3部門とも10月31日に北日本新聞で最終審査を行い、県NIE推進協議会長の長井忍県小学校長会長、大浦由吉秀県中学校長会副会長、佐倉正樹県高校長協会長のほか、県NIEアドバイザーで県東部教育事務所の水野昌之主任指導主事、岩田理恵子指導主事が審査しました。
 審査の結果、3部門合わせて金賞11点、銀賞20点、銅賞230点、入選346点のほか、学校賞21校を選出しました。11月16日に、富山市婦中町の北日本新聞越中座で表彰式を行いました。
 この特集では、かべ新聞、感想文、家族de新聞スクラップのそれぞれ金、銀、銅賞作品261点と、入選者の名簿を掲載しています。

主催/ 北日本新聞社、北日本会(北日本新聞販売店会)
後援/ 富山県教育委員会、富山県市長会、富山県町村会、富山県各市町村教育委員会、富山県高等学校長協会、富山県中学校長会、富山県小学校長会、富山県私立中学高等学校協会、富山県PTA連合会、富山県高等学校PTA連合会、富山県児童クラブ連合会、富山県ケーブルテレビ協議会
お問い合わせ 北日本新聞社読者局 TEL.076-445-3568 (平日9〜17時)
  学校や公民館などに、作品パネルの貸し出しをおこなっています。事務局にお問い合わせください